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2025年03月8日

テールレンズ(クリアランス)ひび割れは車検に通らない?

 

テールレンズのひび割れは車検に通るのでしょうか?

テールレンズ.jpg

道路運送車両の保安基準 第128条四項には「尾灯は、灯器が損傷し、又はレンズ面が著しく汚損しているものでないこと」という条文があります。書いてあるのはこれだけです。

道路運送車両の保安基準 第128条四項.jpg要するに、損傷の程度には詳しい規定がありません。最終的には陸運局検査官の判断(行政裁量)に依存するということになりますので、実際に検査コースに入ってみないとわかりません。実際問題テールのひび割れは千差万別になりますので、そのすべての条文化は不可能です。行政官の裁量に任せることは当然と解します。

【私個人の経験則】
①テールユニットの機能上問題のない小さな亀裂であれば、そのまま車検に通ることもあります。
②ひび割れが大きかったり、割れた状態(レンズが欠損)であったりすると光が漏れ出てしまうのでNG

【車検に通らない理由】
道路運送車両の保安基準 第128条の趣旨は、光が漏れていると後方を走る車に正しい情報を伝えれずに事故につながる可能性がある…と思われますので、雨水などが侵入している状態もNGになります。

【当社(出張車検.com)の方針】
以下の順番に(できるだけ費用を抑えて)車検を通します。
①現状のまま通す
②瞬間接着剤・急速硬化タイプの接着剤で補修
③中古部品に交換
④以上を試しても保安基準に達しない車両、又はお客様ご希望の場合は、新品に交換